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子どもは親の未来をつくる

Merry Christmas and a Happy New Year!無限の可能性に満ち溢れて、日々発達し続ける可愛いお子さま方のお健やかなご成長に今年も精一杯力添えし、汗を流して参ります。どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。

21世紀に入ってから強く感じられますことは、「先行きが極めて不透明で、安心してものごとに集中できにくい世の中になった」ような気がしてならないのは、私一人だけでしょうか?

つまり、日本人一人ひとりにとって、将来に亘る「人生計画」なり「人生設計」なりを立てにくい世の中になってしまったような気がいたします。「人生目標」が定まりにくい世の中です。

このことは、お父さま・お母さま方にとられましては、お子さまの将来展望を定めにくい時代になったことでもありましょう。

お子さまの将来の「生活設計」を考えるにしましても、「安定した生活」を保証されそうな職業すら探し出せません。

そのような社会情勢の中で、今現在お子さまを育てていらっしゃる皆さまには多様な選択の巾を与えられている、とはいえ思いの定まらない時代でもありましょう。

私は、東西の長い歴史を省みながら、この頃こんなことを考えています。

「どんな時代の中にあっても、人間が生きのびれた能力は、技術を身につけておいたことです。」つまり、「実業の世界」では生きられますが、「虚業」では生きにくい世の中がやって来そうです。勉強や学問でも「実学」を深めたほうが生きてゆくために有利な世の中が近未来にやって来そうです。

このような社会展望に立って私は、幼児期からの「学力教育」に一段と自信を深めて今年も取り組んでまいります。

今、現在の時代を作っているのはお父さま・お母さまの世代が中心ですが、もう30年もすると、皆さまのお子さま達の世代が中心になります。更に皆さまの「老後」は、明らかに皆さま方のお子さま達がつくった世の中になります。人生は死ぬまでが一生です。今の幸せが、死ぬまで続く世の中でなければ、何のために子どもを育て、一生懸命仕事に励む価値や意味がありましょうか。

親の未来をつくる子育てであることをもう一度噛みしめて、確認した上で、私の幼児教育を力強くバック・アップして下さい。

日本が1980年代の右肩あがりの高度成長期には、子どもに老後世話にならなくても人生を何とか全う出来そうな社会情勢でした。

しかし、これからはそんな甘い夢を国や社会に託すことは出来ません。「自分のことは自分で賄う人生」を心がけねばなりません。ここまでを見通しての、「幼児の心づくり教育」を進めて参ります。幸せ多い年になりますように!

2007年12月05日