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<贈る言葉>人生に最低限必要なもの

「別れの月」3月がやってきました。

卒園される年長組の皆さんにとっては、小学校という新しい環境へ向っての希望の月でもあります。

I.Y.Kで育くまれた4年間、または3年間の豊かな成長に自身を持ち続けて、堂々と人生を生き抜いて行って下さい。皆さんの人生は、今、目を醒ましたばかりです。これからお日さまが皆さんの「希望」という宝物に美しく温かい光を照りつけてくれるのです。

小学校へ入学し、中学校へ進み、高等学校から大学へと、頭とからだに沢山の栄養を与えて、やさしく、がまん強く、くじけない「心」を育ててゆくのです。そのために、人間として最小限持ち続けなければならないものが4つあります。

1つ目は、自分という「自尊心」です。これは人間としての自己肯定感であり、自信であり、他の人を信頼する、という「愛情」の根源です。

2つ目は、自分の気持ちを上手に表現できる「表現力」です。ことばや表情や動作やパフォーマンスや唱や文章など、自分が何を考えているか、どうしようとしているかを周りに発信し、誤解を受けたり、いじめられたりしないための「知恵の行動」です。

3つ目は、学校時代ばかりでなく大人になり、社会人となり、職業人となっても周りの人達と適切な関係を持てる「対人関係力」を培っておくことです。

おしまいの4つ目は、たった一度しかない人生を、一時の本能的欲望(金、性、名誉、地位……)で犯罪者になり、周りの人の心を傷つけたり、悲しませたりするような人間には「絶対にならない」で下さい。この4つは長い一生を送るために最低限必要な「人間力」であります。

私は、この人間力を皆さんに培い、育み、伸ばすために、日本人の先生方ばかりでなく、外国人の先生方のお手伝いまで受けて皆さんの大事な幼児教育に毎日、汗を流してきました。

そして、最後に次のような人間性の未熟な、周りの人から「いやな人間」と受け取られる大人には絶対にならないで下さい。私と約束して卒園して下さい。

  1. どんなに地位や立場が上っても、他人を見下した態度をとり、威張らないこと。
  2. 態度がにえ切らないぐずで無責任な人にならないこと。
  3. ルール破りの浪費家で忍耐力がなく、人情味のない人にならないこと。
  4. 自分勝手で、子どもっぽく、すぐに感情的になり、協調性のない人にならないこと。

そして、最後に、話がくどく、陰険で、目上の人にはペコペコし、目下の人には威張る人にならないこと、です。

どうぞ幸せ多い人生でありますように、お祈りしています。ありがとうございました。

2008年03月05日