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日本の「自信」と「誇り」を失わないように!!

いよいよ今年最後のコラムになりました。

最初に、先の「父母の会親睦ボーリング大会」で、伊藤会長さんと青木さんと私のチームがチーム3位に入賞させていただき、大変感激しております。お母さま方、おつかれさまでした。ありがとうございました。

さて、今年一年を振り返って、皆さまにとりまして、どんな年になりましたか。人生はどんな時でも未来を信じて、明るく生きてゆくことです。人生は自分の願うようにゆかないことが、あたりまえですから、出来なかった課題は未来の目標を与えられた、と思って、「希望」につなぐ生き方は如何でしょうか。

さて、「国」としての「日本」のこの一年を省みますと、「無縁社会現象」が、どんどん進み「家族の在り方」さえ消滅して来ています。更に、政治家(屋?)や役人にはじまって教育者に至るまで、よくも、まあ?こんなに「嘘つき」が多くなってしまったのでしょうか。

子どもの頃、「嘘つきは泥棒のはじまり」と窘められて育った私などには想像もつかない人々が年々増殖している感一入なのは私だけでしょうか。

英語には「debate」と、いうことばがあります。

日本語にも、「方便」と、いうことばがあります。しかし、両語とも嘘をついて相手を欺け、という意味は含まれていません。

1993?4年頃に日本のバブル経済が破綻し、日本の土地神話が音を立てて崩壊し、政権も組みかえられた時以来、日本の政治は年を追う毎に低劣化してしまい、国際社会からは「民族一流、経済二流、政治三流」のレッテルが張られました。20年間に14人も総理大臣の替わる国の政治を、何時どのようにしてレベル・アップできましょうか。

私は「教育」だけは「一流」にしたい、と願って、まさに生涯をかけて頑張ってきております。

その甲斐あって、最近の信頼できる国際情報誌によりますと、日本の国際競争力は、アメリカ、EUに次いで世界第3位とされています。(因に、中国は世界第17位です。)

その報告書は、「日本はアジアで経済的なトップの地位を保っている、」と断言しています。よく日本の弱点として「資源不足」があげられますが、これは大きな誤解で、「天然ガス」ではメタンハイドレート状で日本の地下に国内需要の30?100年分眠っており、ウランについては、海水(黒潮が運んでくる)から採取する技術も進んでおり、日本の原子力発電の600年分はかたく、近い将来日本はウランの輸出国になれるなど、日本が他国の追随を許さない超高度な技術力のナノテクノロジーをはじめ、ロボットの開発、高温超伝導ケーブルの開発、海水を淡水に変える技術、サービスの質の高さ、医療・・・・・などなど。

更に、災害時に略奪の起こらない教育レベル、これらは、まさに世界一の国民性であり、近い将来ノーベル賞に値する研究者が20人近く居る国は、日本の「教育力」のなせる業といえましょう。

インフルンザにかかりませんように。どうぞ良い新年を!!

2010年12月05日