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「培い・育み・伸ばす」教育にむけて

 ご入園、ご進級のお子さま方の健やかご成長を心からお慶びいたします。
 新入園のお子さま方は、日本の「学校教育」のスタートを切ることで、ご両親、ご家族のみなさまの様々なお気持ちを何よりも大切に受け止めさせていただきたいと思います。
 どうぞ宜しくお願いいたします。

 平成30年は、日本の教育の在り方や内容を示す基準が記された「幼稚園教育要領」そして小学校以上の「学習指導要領」が改定され、教育の改革が始まる最初の年です。「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力等」そして「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱が、幼稚園から高等学校まで一貫して育まれるものとし、幼稚園教育ではその基本的な部分を、遊びや生活の中で培っていきます。

 インターナショナル山の手幼稚園では「培い 育み 伸ばす 大脳教育」をスローガンに教育活動を進めております。「培う(土養う)」教育とは、力や性質などを養い育てていく教育で、Englishや文字・かず、運動、など知力や体力を養うはたらきです。「育む(羽含む)」教育とは、親鳥がひなを羽の下に抱いて育てるようにして、一人ひとりのお子さまを育てていく「心の教育」であり、「しつけ」や「生活習慣」、「マナー」や「思いやりの心」を育てるはたらきです。そして「伸ばす(上達させる)」は、才能や技能、個性や感性などを伸ばしていく教育で、音楽や絵画などの芸術性を引き出し、伸ばしていく教育です。

 この3つの教育をお子さまにとって「楽しく」、またご両親にとりましては「ご満足」いただけるように、今年度も工夫を凝らして教育活動を進めてまいります。特に今年度は、「Englishのよりよい環境づくり」を目指し、English teachersが8人もいる他園にはない経験をお子さま達ができるよう工夫を凝らして参ります。

 しかしながら効果のあがる園の教育は、ご両親の温かいお力添えなしには達成されません。幼稚園の教育活動をできる限りご家庭に伝え、家庭の強力なバックアップをいただきながら、大切なお子さまを育てていきたいと思っております。またそれには、本園の教職員とご父母さま、そしてお子さまがよりよい人間関係を育み、信頼し合える関係が不可欠になります。全教職員がご父母の皆さまから信頼されるよう、力を尽くしたいと思っておりますので、ご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

 4月はまずはお子さまそして、ご父母さまが園生活に慣れる月です。緊張しているお子さまをぎゅっと抱きしめ、共感的かかわりでお子さまを受け止めていきましょう。

2018年04月09日