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5月号

新学期がスタートして3週間が経とうとしています。休み明けの登園は、泣いて幼稚園へ来るお子さまもまだまだいますが、先生にやさしく抱きかかえられ、春風に靡かれ元気に泳ぐ鯉のぼりをみて「泳いでる!」と泣き止んだり、満開の桜を見て「きれいだね!」と笑顔になったりと、周りからパワーをもらい、クラスに着く頃には遊びやその日の活動に期待をもって過ごしているお子さま達です。制服や帽子などの準備や始末も自分でやろうと一生懸命に行い、またかばんや上靴はきちんとそろえて置く、という細かなところも意識してきれいに並べられており、この小さな毎日の積み重ねが、大切な生活習慣につながっているように思います。

5月は「あいさつ月間」として、お子さま達が積極的に自分からあいさつができるよう教職員一同お子さまに呼びかけます。ご家族の皆さまも一緒になって、コミュニケーションをとる上で大切な「あいさつ」をしてまいりましょう。さて、今年度は本園の特色であるEnglish activity やPhonics、ECT の活動に加え、「国際理解教育活動」と「STEAM 活動」に力を注いでまいります。

「国際理解教育活動」は、世界には様々な国があり、言葉や文化などさまざまな「「違い」があること、そして「「違い」があることはあたりまえで、自分の価値観だけを主張するのではなく、相手の立場やいろいろな方向から物事を考えたり、自分の思いを伝え、相手の思いも尊重し、互いに理解をしていく大切さを学んでいくことが「国際理解教育」です。

毎月国のテーマを決め、玄関のグリーンボードにはその国のあいさつや動物、建物などが掲示され、またWorld lunch として給食にも登場しますが、年中組ではその国について知り、月末にはお互いのクラスで、学んだことを発表する「プレゼンテーション」を行います。

4月は「China」。プレゼンテーションの日には、Class 3 からは“They wear Hanfu.”“They eat fried rice and ramen.”と服装や食べ物について、Class 4 からは、“They have pandas. ”“They play table tennis. ”と動物やスポーツについて英語でプレゼンされ、最後にみんなでダンスをしたり、“Zaijian”とあいさつをして終わりました。
色々な国に興味をもつこと、そしていろいろな考えや違いがあることを知ることは、豊かな心につながります。インターナショナル山の手幼稚園では、たくさんの外国籍の先生達と英語で触れ合うだけではなく、様々な国や文化にも触れることを大切にしている幼稚園です。

2025年05月08日