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キッズワールド~園外教育・防災センター~

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 年長組さんは日曜日に卒園式を迎え、年中組さん・年少組さんは月曜日に修了式を迎え、火曜日から春休みがスタートしました。これから、春休みのキッズワールドで行われる4つのイベントでのお子さま達の様子をお伝えしていきます。
 今日は1つ目のイベントで、白石区にある札幌市民防災センターへでかけてきました。「今日楽しみだな~」「早く遊びたいな!」とお子さま達のイメージは『楽しい所』でしたが、「防災」の意味や、もしもの時の為に今日は勉強しに行くことを伝えると、少しずつ真剣な表情へと変わっていきました。いよいよ防災センターに到着し、スタッフの方の説明を聞きながら、まずは「おはしもレンジャー」のミニシアターで、楽しいメロディーにのせて避難する時のお約束を学びました。次に地震体験コーナーへ。年少組さんは震度3、年中組さんは震度4、年長組さんは震度5、教師は震度7を体験し、テレビからの緊急地震速報やスマートフォンからのブザーにドキっとしながらも、クッションで自分の頭をしっかり守ることができましたよ。次に火災が発生した建物からの脱出体験へ。こちらの体験は、不安に思うお子さまは友達の応援役となり、やってみたいというお子さまだけが挑戦しました。煙が充満する廊下を姿勢を低くしながら口元を手で覆いながら進まなくてはならず、中に入ると暗い迷路のようで、「誰か助けてー」という叫び声まで聞こえてきたりと、あまりの臨場感に年長組さんも「怖かった」「少し煙吸いこんじゃった」「誰かの声が聞こえたよね」と大興奮でしたよ。そして最後は暴風体験。年少組さんは風速10メートル、年中組さんは風速20メートル、年長組さんは風速30メートルの風を体験し、風邪が強い時には絶対に外にはいかないよう約束しました。防災センターでの体験は、少し怖くも感じましたが、本当に災害が起きた時に自分の命を守るための大切な練習ができました。「お家に帰ったら家族の人にも教えてあげてね」と伝えると「パパとママに教えてあげる!」「お兄ちゃんは知ってると思うな。」「僕はママのお腹の中の赤ちゃんに教えてあげる」と、意気込んでいましたよ。
2019年03月14日