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生活習慣の大切さ

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6月から幼稚園が再開し、お子さま達の元気な声が幼稚園へ戻ってきました。年少組にとっては、幼稚園の登園初日と変わらない状態だったので、泣いて登園するお子さまもたくさんいましたが、一週間、二週間と過ごすにつれ、笑顔で“Good Morning”と言い、「ハンドスプレーをするよ」と伝えると自分から手を出して、しっかり両手をごしごしする可愛らしい姿が見られました。年中、年長組も、新しい教師とのかかわりを喜び、クラスの友達と毎日楽しく遊んでいます。

 さて、本格的にスタートした幼稚園生活。6月は、幼稚園の生活習慣を学ぶ月でもありました。生活習慣とは、「子どもが心身共に健康に育つための基盤となるもの」で、「生活をする上で、自分のことは自分ですること」です。幼稚園では例えば、朝登園してから、自由遊びを始めるまでの生活習慣とは、①先生とあいさつをする、②手を添えて靴を脱ぐ、靴を決められた場所にきれいに片付ける ③上靴を左右間違わずに履く ④階段のバーにつかまって、友達を抜かさないでゆっくりのぼる ⑤部屋に着いたら、かばんからコップを出す ⑥蛇口をひねり、静かに水を出し、コップに水を入れて、うがいをする ⑦飛び散らないように静かに水を吐く ⑧コップをゆすぎ、タオルで拭いて、袋にしまう ⑨手をぬらしてから、石けんをつけて手を洗う ⑩手をペーパーで拭いて、小さく丸めてゴミ箱に静かに捨てる ⑪かばんは、チャックを閉め、持ち手が棚からはみ出ないように、きれいに片付ける、このような一連の流れになり、行動を文章化すると、たくさんの行うこと、そして注意することがあります。この他に、活動と活動の合間、ランチの準備、片付け、帰りの時間など、お子さま達は自分のことを自分でしなければいけない場面がたくさんあります。最初はできないお子さま達ですが、教師に声を掛けられ毎日行うことで一つ一つできるようになり、年長組はほとんどのお子さまがすぐに自分でできるようになります。年中組は教師に声をかけられながら、また年少組は教師と一緒に行い徐々にできるようになっていきます。誰も「面倒くさい」とは言いません。

 「子どもの自主性を大切にしましょう」、「子どもがやりたいと思うまで待ちましょう」、などという言葉がありますが、生活習慣に関しては、一つ一つ順番を本人に分かるように伝え、自分自身でできるように積極的にサポートしてあげることが大切です。さらに、「手を添えて」や「きれいに」、「散らからないように」など、細かいルールも伝える必要があります。以前、行動がゆっくりで特に給食後、なかなか片付けが進まないお子さまがいました。しかしよくよく話を聞くと「何からやるのか分からない」とのこと。順番と共に一緒に片付けを行うことを数回続けると、やり方が分かり、それ以降は今まで何に対してもゆっくりだった行動が、「自分でできることが嬉しい」とみるみるうちに早く行動に移せるようになりました。

 生活習慣は、一生涯行うもので、遊びや活動などメインの行動ではありませんが、それを支える大切な行動です。また、その人となり、品性にも繋がっていきます。もちろん他の人をみて行うこともできる生活習慣ですが、だらだらゆっくり時間をかけて行うと、日々の行動もゆっくりになってしまいます。生活習慣がだらしないと、その人の生活自体がだらしないものになってしまいます。

 現在意欲的に生活習慣を学んでいるお子さま達。今年度はマスクの着脱や、手洗いうがいの徹底、大声を出さない約束、など今までの生活から比べるとコロナ感染症対策のためのプラスαとしてお子さま達はやらなくてはいけないことがありますが、順番やコツ、注意しなければいけないことをしっかり伝え、お子さま達自身が自分のことは自分でしっかりできる大人になってほしいと思っております。

 幼稚園はしばらく感染対策をとりながらの生活が続きます。また本来は小さいお子さま達にとっての体力や疲れを考えての水曜日半日教育でしたが、今年度は、週5日全日教育で行わせていただき、お子さま達の疲れもたまってきています。ご家庭でゆっくり休み、これからやってくる暑い夏も乗り越え、日々健康に過ごしてまいりましょう。引き続き、ご父母さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2020年07月03日